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ヴィルヘルム・ミュラーの生涯と作品  

―― 『冬の旅』 を中心に


            渡辺美奈子 著   

  
東北大学出版会  2017年7月6日刊行 同日発売開始

Wilhelm Müller's Life and Works ― Poet of "The Winter Journey (Die Winterreise)"

Minako Watanabe
  Tohoku University Press, Sendai, 2017

定価 4,000円+税 A5判 
序章から跋文まで306頁+目次,扉,表紙
ISBN 978-4-86163-276-1 C3098

東北大学出版会オンラインストア,Amazon,書店でお取り扱い中です.ぜひ,お近くの図書館に購入希望を出してください.本書をご購読,ご高覧くださった方々に,心より感謝申し上げます.


内容紹介

シューベルトの連作歌曲『冬の旅』は,暗い情趣をたたえた名品として世に知られるが,その詩を書いた詩人ヴィルヘルム・ミュラー(1794-1827)の名は,ほとんど忘れ去られたままと言っても過言ではない.本書は,作曲家と同様,ナポレオン戦争前後の困難な時代を誠実に生き抜いた詩人の生涯を丹念にたどりながら,伝記的事実がどのように詩句に移し換えられ,さらに美しい歌曲へと昇華されていったかを綿密に読み解く,わが国初の本格的なミュラー研究書である.『冬の旅』の背後にある深い真実が,今ようやく明らかとなる.(東北大学出版会Webサイトより)

記事,広告掲載
「週刊 読書人」 2017年9月22日付(9月14日発売)5頁末に本書の紹介記事(写真付き)が掲載されました.記事を執筆,投稿してくださった東北大学出版会の方々に心より感謝いたします.

これまでの掲載,広告は以下の通りです.

東北大学文学部同窓会会報 vol. 10 (2017年9月,写真付き) 10頁
2017年7月26日付「河北新報」と「神戸新聞」各一面下

2017年8月25日付「河北新報」と「週刊読書人」各一面下

 

2012年「マーラーリーダープロジェクト」Symphony 東京交響楽団のために執筆した読み物 3月号の補足.

​フッターの画像について.ミュラー肖像画は,シュヴァープGustav Benjamin Schwab (1792-1850)によるミュラー著作集全5巻, 1830 ,

第1巻の中表紙に掲載されたものを,『ヴィルヘルム・ミュラーの生涯と作品 ―― 『冬の旅』 を中心に』2017の著者である渡辺美奈子が撮影したものです.本書のカバーにも使用していただけました.ミュラーに酷似しているというこの肖像画は,クリューガー Franz Krüger (1797-1857) による肖像画を,マイヤーHenry Meyer (1782-1847) が彫刻して仕上げたものでした.本書168-169頁を参照願います.なおこの肖像画の類似品がインターネット上などに出回っているようです.ご注意願います.著者の写真は出版当時のものではなく,白い上着のものが2008年,右の赤紫のセーターのものが2023年撮影です.Webサイト内に掲載した授業風景や授業開始前の写真は,講義動画のスクリーンショットで,本書正誤表の頁のものが2021年,それ以外は2022年に録画しました.

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